曹洞宗 増輝山

泉福寺 墓所苑

埼玉県川越市増形233

永い歴史を持つ、地元川越に育まれた風情ある寺院。


埼玉県川越市増形にある古刹。開基は不明だが、14世紀中頃の僧・休庵が結んだ草庵にその源を発するとされる。寺としての開山は17世紀の元和期(江戸時代初期)、大雲演徹(えんてつ)禅師によるもので、以来400年以上に渡って歴史を静かに刻み続けている。本堂には聖観世音菩薩像が安置され、胸中には日本初の大僧正・行基の作とされる高さ約10センチ(約3.3寸)あまりの胎内仏があると伝えられ、何人も拝観を許されぬ秘仏とされている。